Rörstrand Mon Amie

ロールストランド モナミ

Rorstrand Mon Amie

Mon Amie (モナミ) 1951 年に女性デザイナー Marianne Westman (マリアンヌ・ウェストマン) が生み出した作品です。真っ白なテーブルウェアに、自由に飛び交う蝶のような花がデコレートされた Mon Amie は、女性ならではの視点から生み出されたもので、雨の降る夏至の夜に咲くローズマリーからインスピレーションを受けたと言われています。
当時まだ 21 歳であった彼女のデビュー作でありながらも、Mon Amie は Rorstrand (ロールストランド) の代表的なシリーズとなり、Marianne Westman を象徴する作品となりました。

美しいデザインとフォルム

フォルム

彼女は Mon Amie (モナミ) のデコレートからフォルムまで、全てを手がけました。その中でも薄く繊細に設計されたカップは、口当たりが良く紅茶を優雅に楽しむことができます。“紅茶を口にした瞬間に心がリセットされる” そんな特別な瞬間をお楽しみください。
青い額縁に白いキャンバス、そこに浮かぶ紅茶の美しい色合いを楽しめる逸品です。

このフォルムの原型は、後に彼女が手がける Party (パーティー) Mimosa (ミモザ) などの作品に継承されていきます。

ティーカップ&ソーサー

魅力

Mon Amie (モナミ) の魅力とは何か?
私にとって、ただ漠然と「妙に惹きつけられる」というだけでは済まされない。何か引っかかるモノがそこにはありました。悶々と考えていると答えは意外なところから明らかに。
私は藍染が好きで、デザイン専門学生時代に藍染について調べていたことを思い出し、Mon Amie から藍染に通じる美しさを感じとっていることに気づきました。
羽ばたく蝶のように舞う青い花のパターンからは、藍染の “絞り染め (しぼりぞめ) ” の技法を。そして、パターンが集まり面となることにより、創り出す深い青からは、藍染の深い “ (あい) ” を重ね魅ていたようです。
美しい青と真っ白な磁器のコントラストが魅力の Mon Amie は、清楚で可憐でありながら、着物を着た女性のような凛とした空気を纏い、日々を彩り癒してくれます。

永きに渡り日本のコレクターに人気があるのは、その美しさの根底にある日本と同じ美意識を、無意識のうちに感じているからではないのでしょうか。

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出会い

私が北欧の世界に魅了されていったのは、この Mon Amie (モナミ) のポットを手にしたころからでした。
引越しを機にずっと欲しかった Mon Amie ポットを探し始めたのですが、北欧ブーム以前だったのでいくら探しても見つからず...。もぅすでに遅しと諦めていたころ、やっとの思いで探し当てたのは、フィンランド在住の日本人が経営するネットショップでした。なんとそのショップも1ヵ月後には閉店... そんな事実に「今しかない!」と運命を感じた私はすぐに購入を決意。飛行機に乗ってやってきたその日から、我が家のリビングのいちばん目立つ場所にあります。

Mon Amie は、私に日本と北欧の美意識に共通点があることを最初に気づかせてくれた作品であり、私と妻の宝物です。今ではたくさんの北欧食器が集まってきましたが、その中でもやはり最初に手にした特別な存在なのです。