Stay hungry Stay foolish

ハングリーであれ、愚か者であれ

ハングリーであれ、愚か者であれ

Apple Compter (アップル コンピューター) 創立者 CEO の Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ) (1955〜2011) が、スタンフォード大学の卒業生に向けて話した祝辞スピーチ。2005年6月12日に行われたこの感動的で素晴らしく、考え深いスピーチが、いろいろな人に影響を与えそして多くのブログで紹介されています。

スティーブ・ジョブズのスピーチ (日本語訳)

スピーチを聞いて (読んで)

最初の話は、点と点をつなぐ

  • 将来を見据え、点と点を結びつけることは出来ない。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々は点と点が繋がって道となると信じることで、心に確信がもてるのです。

点とはもちろん自分がこれまでやってきたことを指しています。それが繋がって道になるって、きれいな表現ですよね。ここで注目すべきはやはり「信じる」という言葉。これが結構しんどい...。むしろそれを楽しまなければいけないのかもしれない。

ちょっと話がずれますが。
私は人を感動させることの大きなキーワードは「信じる」だと考えています。わかりやすいのが映画ですよね。人を感動させるストーリーの奥底にあるキーワードって「信じる」なんですよ。簡単なようで難しく、ついつい忘れてしまっているからこそ、ドキッとする気付きがあるから、感情の奥底に訴えかけてくるのかもしれませんね。

タイポグラフィについても触れている

  • セリフとサンセリフ書体、文字間の調節、そしてタイポグラフィなどを勉強しました。それは、美しく、歴史があり、芸術的に功妙で、科学ではとらえられないものでした。

タイポグラフィ とは簡単に言えば、文字を美しくレイアウトすることなんですが、デザインを追求していと必ず行き着く場所です。そして、その奥深さに一生を費やすデザイナーがいるほど。
驚くのは実業家である彼自身が、タイポグラフィの授業を選択し、授業を受けた後に感動を憶えたということです。

愛と喪失

  • マッキントッシュを出して1年後、30才で首になりました。破滅的だった。ひどい味の薬でしたが患者 (自分) には必要だったのでしょう。
  • 人生ではレンガで殴られるようなことが起きることがあります。信念を失ってはいけない。私は自分のやったことを愛せたから続けてこれた。
  • みなさんも自分の好きなことを見つけなければいけない。それは仕事でも恋人でも同じです。偉大な仕事をする唯一の方法は、あなたのする仕事を愛することです。だから見つかるまで探し続ける事、止まってはいけない。
  • 本当に満足する唯一の方法は、素晴らしいと信じる仕事をすることです。

学生には、目をつぶりたくなるよな、まぶしい言葉だったでしょう。
自分のやりたいことを見つけることができないと、悩んでいる若者はそう少なくはないだろうし、大半がそうだと言ってもいいかもしれません。多くの人に影響力のある彼がこの場で「愛せる仕事を見つかるまで探し続けなさい」と言うことは責任がある重い表現です。

誰もが願う、何でもいい... 何かのパイオニアでありたいと...
愛せる仕事を探し続けた人に、どんな人生が待っているのだろうか...
自信を持って言えるのは、この言葉を言い放った彼自身、まだ愛せる何かを探し続けているからなのかもしれません。

死について

  • 一日一日を最後の日として生きよう。いずれその日がやってくる。今日が人生最後の日だとしたら、今日やる事は本当にやりたい事だろうか。
  • あなたが死を意識する事が、失うことを恐れない最良の方法なのです。あなたたちは既にありのままなのです。思うままに行動しない理由はないのです。
  • 私はガンを告知された経験から、私はより確信を持ってあなたたちに言えます。死を意識したことは役に立ったが、たんに頭の中の概念でした。誰も死をのぞみませんよね、天国へ行きたいと言う人さへ死を望まない。
  • 死は生における最も優れた創造物なのだから。
  • 君たちの時間は限られている、だから無駄に誰かの人生を生きないこと。

やはり最後の話は... 死ですね。

以前、私も宗教や死についていろいろな本を読みあさったことがあります。
スピーチを聞いて頭に浮かんだのは、今日は死ぬのにもってこいの日 という詩です。

死をいつも横に置いて生きるということが、はたして今の私にできるのだろうか...。ただ、絶対に目を背けてはいけないって思うし、意識はしておこうって思いました。

最も優れた創造物かぁ… でかい、でかすぎる。そして重い。
「今を生きる」そんなタイトルの映画があったなぁ...
... あぁ だめだぁ、やっぱ重すぎる。

よ〜し、今自分にできることをがんばって生きるぞ!

最後に彼は、こんな言葉で締めてくれました

  • Stay Hungry.Stay Foolish.
    ハングリーであり続けろ、愚か者であり続けろ。
  • Thank you...

Stay Hungry. Stay Foolish の和訳については「ハングリーであれ、愚か者であれ」と紹介されることが多いので、私もこの表現を使いましたが、捉え方は人それぞれ色々あるようです。
そして、それらの解釈にみなさん色々な意見をお持ちであるようですが、私は違って当然だと思っています。

スピーチ全体を聞いて、そして最後の言葉を聞いて、私が受け取ったメッセージはこうでした。

誰になんと思われてたっていい!貪欲に自分の生きたい道を探し進め!

スピーチを聞いて、彼をすごく身近に感じられました。

本当に素晴らしいスピーチでした。
私も母校の高校に行って講義をしたことが何度かありますが、心に響くことを伝えられたか、その責任を果たせたかと考えさせられます。
相手がスティーブなのに、そもそも比べる相手ではないのに、なぜでしょう... かっこ良すぎるスプーチにちょっと嫉妬してしまいました。

よおぉぉ〜し 今日からじゃなくて、今から楽しんで生きましょう!

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